借り入れする時は慎重に返済期間を決めよう

借り入れをする時、その借りたお金を『いつまでに返済するか』を考えるのはとても重要なことです。

金融機関などからの借り入れをした時、『返済が滞納した時、元金と利息を含め一度に返済する』という内容が契約書に明記されています。
これは『期限の利益喪失条項』というものです。

それとは別に、遅延損害金を請求されることにもなります。
返済ができないから滞納しているのに、一度に全額+αの返済を迫られることになるのです。このお金を工面するのは非常に大変なことになるでしょう。
多くの人は、他の貸金業者から借り入れすることで返済しようと考えるようです。しかし、そのような返済のための借り入れをしてしまうと、借金額をを膨らませることになってしまうのです。

なぜ借金額を膨らませることになるのか、と言いますと、その理由はシンプルです。
返済のための借り入れは、元金と利息を含めた金額を借り入れすることになります。
なので、元金が増えている状態になっているのです。

そして、こうした返済のための借り入れをする場合、ほとんどの人は高金利の消費者金融から借りることになるでしょう。
そうなれば、元の返済額よりも返済しなければならないお金が増える上に、金利まで増えてしまうのです。

借り入れの返済期間は時と場合、そして人によって異なります。
借りる目的や金額、金融機関などによって大きく左右されます。
一概に『どれぐらいの期間で返した方がいい』とは言えません。

確実に返済できる期間を決めることが大事

例えば、住宅ローンの借り入れであれば、最長35年、最短でも10年の契約になります。
ローンの期間をこれ以上短くしたい場合には『繰上返済』という手段を使うしかありません。
また、消費者金融からの借り入れの返済プランは、以下の3パターンが多いようです。

・1年(12回返済のローン)
・2年(24回返済のローン)
・3年(36回返済のローン)
これはこちら側が選べる場合もありますが、多くの場合は借り入れの金額によって決定することが多いようです。

借り入れの返済期間を決める時は、確実に返済できる期間を設定することが1番大事です。

自分のひと月の収入から生活費など絶対に必要な出費を差し引いて、『月にいくら返済できるか』を検討するところから始めましょう。
その金額によって、どのぐらいの期間で返済するかを検討してみましょう。

利息や遅延損害金でのちのち苦しむことにならないよう、余裕を持った返済プランを勧化手からお金を借りましょう。

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