悪徳業者に注意!借り入れ先は慎重に決める

今すぐお金が必要な人は、借り入れ先の選別をするところまで頭が回らず、『とにかく今すぐお金を借りられるならどこからでもいい』と考えてしまいがちです。
この考えで行動した結果、高金利で借り入れをすることになってしまうでしょう。

借り入れをする際は、金利や返済の仕方など、さまざまな面から業者を選ぶことが大切です。

最近では少なくなったとはいえ、悪徳な業者も少なからず存在しています。

・悪質金融業者の例
1.金利の表示が実際と異なっている
広告に年利20%と書いてある貸金業者に借り入れをお願いすると、「あなたは、他社からの借り入れもありますから、年利29.2%でなければ貸せません」と言われた。しかも、約1割を手数料として引かれた。

2.クレジットカードで買い物をさせられ、その品物を買い取られた
クレジットカードで買い物をさせられ、その品物を業者が購入金額の半額程度で買い取り、その買い取り額を借主が手にすることになる。
クレジットカードには買った品物の代金がそのまま残っているので、クレジットカードの金利+買い叩かれた分のお金を利息とした多額の借り入れとなる。

3.金融業者同士の借主情報交換による罠
消費者金融からの借り入れの返済に困っている時に、他の貸し金業者から貸し付けの話しをもらった。
そこから借り入れをし、返済に困っていた借り入れを返済した。
しかし今度は、前の借り入れよりも金額も多く、金利も高いその借りいれの返済で困ることになった。
そんな時、同じように『貸し付けをします』という話が入る。そしてそこから借りいれをして返済をする。
これを繰り返していくうちに、持ち家や財産はなくなってしまい、借り入れしか残らなかった。
これは、金融業者同士が借主の情報を交換し、お金が困るタイミングで貸し付けの話をうまく流してお金を借りさせ、借金を膨らませるという罠だった。

怪しい話なら話の途中でも打ち切る覚悟をもとう

以上、3つの例を挙げましたが、これ以外にもさまざまな手口があります。充分注意しなければいけません。
こうした悪徳業者に引っかかってしまえば、あっという間に一文無しにされた上、多額の借り入れだけが残ることになります。
こうした目に遭わないように、どれだけお金に困っていたとしても、話し合いの中で『おかしい』と感じたらすぐにその話を打ち切りましょう。
相手も警察沙汰にはしたくありませんから、話を打ち切ってしまえば追っては来ないはずです。

有名な大手消費者金融の広告でも『1万円借りても、月々の利息返済はたった数百円!』というものがあります。
あたかも返済がラクなように謳っていますが、決してそうではありません。
利息は巣百円であっても、それに加えて元金も返済しなくてはいけません。

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